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プエルトリコ、米政府に破産法適用を要請


うーむ。ギリシャがデフォルト危機だ国民投票だと言っている間にこんなことが。
プエルトリコは米自治領という扱いなのだけれど、連邦破産法は市や町を対象としていて
自治領への適用は認められてないのだそうだ。なんと複雑な。
これをきっかけに米経済が……なんてことになったら日本も大変な事態に陥る。
それこそ世界恐慌などという事態にもなりかねない。
一体これからどうなるのだろう。

プエルトリコ、米政府に破産法適用を要請
CNN.co.jp 6月30日(火)18時30分配信
ニューヨーク(CNNMoney) デフォルト(債務不履行)の危機に直面している米自治プエルトリコのアレハンドロ・ガルシア・パディヤ知事は30日までに、米政府に連邦破産法の適用を要請した。
同法は現在、市や町のみが対象とされ、自治領への適用が認められていない。
パディヤ知事は29日夜のテレビ演説で、2013年に同法が適用された米ミシガン州デトロイトの例に言及。プエルトリコは同じ状況に陥っているにもかかわらず、同法に基づく債務整理ができないと訴えた。
プエルトリコが抱える債務は約730億ドル(約8兆9000億円)に上る。7月1日にはプエルトリコ電力公社(PREPA)が融資の返済期限を迎えるが、返済の見通しは立っていない。これが引き金となり、ドミノ倒しのようにデフォルトの連鎖が起きる恐れがある。
プエルトリコは近年、景気後退が続き、雇用などを求めて多数の住民が米本土へ移住。人口の激減で税収が不足するという悪循環に陥っている。
パディヤ知事は財政の立て直しに向けた作業部会を任命。8月30日までに再建計画を立案するとして、債権者に協力を呼び掛けた。再建計画の内容としては、歳出削減や民間企業との連携強化を挙げている。
最終更新:6月30日(火)18時36分