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うるう秒を挿入! 「8時59分60秒」って見たことある?


無事に閏秒を乗り越えたようで何より。
閏年は割とポピュラーなので当然考慮するし、対策が取られていることがほとんどだけど
閏秒となるとイレギュラーすぎて困る。
秒単位で制御が必要なものを作ったことはないけれど、背後で何がどう動いているか
分からないから「万が一」は考えておかないといけないよね。
などと考えてしまうのは元システム屋の性ゆえだろうか。


挿入された「うるう秒
 
 

うるう秒を挿入! 「8時59分60秒」って見たことある?
THE PAGE 7月1日(水)9時8分配信
日本の標準時の維持を行っている東京都小金井市情報通信研究機構NICT)で1日、午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に、普段は存在しない同8時59分60秒(うるう秒)が挿入されました。NICTに設置された時計に「60秒」の表示が出ると、見学していた人たちのなかからは歓声が上がりました。
1日の長さは、地球の自転に基づき8万6400秒(60秒×60分×24時間)とされています。ところが地球の自転を厳密に計測すると、ぴったり8万6400秒ではありません。そのため誤差を調整する必要が出てきます。これがうるう秒の正体。
地球の自転の誤差は不規則なため、うるう秒は観測結果に合わせて不定期に挿入されてきました。ちなみに、今までは「1秒増やす」方式のみ実施されています。これは、自転速度が1日が8万6400秒より多かったためで、逆に短ければ「1秒減らす」調整が行われる可能性があります。
うるう秒の挿入は、は昭和47年(1972年)7月1日に初めて実施して以来、今回が26回目となります。前回は平成24年(2012年)7月1日で、3年ぶりの実施となりました。
次のうるう秒がいつになるかは、地球次第となるため誰にもわかりません。
最終更新:7月1日(水)10時56分