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吉田 苦闘の世界大会V16 試合後は涙「途中で負けるかと思った」
伊調馨 圧勝で通算10度目Vも「25点」リオ五輪代表確定


二人とも、素晴らしい成績だ。おめでとうございます。
周囲から期待され、ライバルからは研究されつくしている中での連覇。
口で言うほど簡単ではないこの偉業達成はまさに努力の賜物だろう。
本当におめでとうございます。
リオ五輪もがんばってください。

吉田 苦闘の世界大会V16 試合後は涙「途中で負けるかと思った」
スポニチアネックス 9月10日(木)12時52分配信
 レスリングの世界選手権第3日が9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われ、53キロ級の吉田沙保里(32=ALSOK)は決勝でソフィア・マットソン(25=スウェーデン)を2―1で下し、世界選手権連覇を13に伸ばした。五輪と合わせた世界大会は16連覇。2001年からの個人戦の連勝は「200」に到達した。
 初戦の2回戦から危なげない戦いを見せていた吉田だったが、決勝では「かなり研究されていた」と第1ピリオドで0―1とリードを許す苦しい試合展開。それでも第2ピリオドでは必死に前に出て2―1と接戦を制して優勝を決めた。試合後は涙を流して感情をあふれさせ、「決勝は途中で負けるかと思った。でも負けたらダメだという気持ちと、前の試合で後輩の(登坂)絵莉が優勝したし、勝つことができてよかった」と話した。
 「負けたらどうしようと不安で仕方なかったが、勝てて良かった」と正直な心情も吐露。事実上出場が決定したリオデジャネイロ五輪へ向けては「自分のレスリングを追求しながら、タックルをもっと磨いて(五輪)4連覇できるように頑張ります」と誓いを立てていた。
最終更新:9月10日(木)23時48分

伊調馨 圧勝で通算10度目Vも「25点」リオ五輪代表確定
スポニチアネックス 9月11日(金)11時49分配信
 レスリングのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権第4日は10日、米ラスベガスで男女の計5階級を行い、女子58キロ級の伊調馨(31=ALSOK)は決勝でペトラマーリト・オッリ(フィンランド)をテクニカルフォールで下し、階級を変更する前の63キロ級から通算して10度目の優勝。12月の全日本選手権出場を条件として五輪代表に決まった。3連覇中の五輪を含めると、13度目の世界一に輝いた。
 決勝第1ピリオドは相手のタックルをかわし、2点を先制。さらにタックルを受け、切ってバックへ回ろうとするが、相手のクラッチが切れずにブレーク。相手の再度のタックルをカウンターのタックルで返して4点を奪った。第2ピリオドは相手のタックルを2度こらえるも、カウンター技は通じず。3度目のタックルで片脚を取り、4点となるテークダウンを奪い、10―0とした。
 1〜3回戦はテクニカルフォール勝ち。準決勝は相手のタックルをかわし、バックを取り、足首を固めてアンクルホールド3回転。さらに正面タックルで2点を加え、10―0。フォール勝ちで銀メダル以上を確定し、リオ五輪代表を決めた。初戦から圧倒的な内容だった。
 ▼伊調馨の話 優勝はうれしいが、反省点が多い。(自己採点の)点数は25点。タックルも無意識のものが多く、どうやって入ったのか分からない。悔しい。来年の五輪は勝ちを意識しなければいけない。ただ、レスリングを追求する姿勢は見失いたくない。
最終更新:9月11日(金)13時11分