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<関東・東北豪雨>気象庁命名 線状降水帯が10個以上発生


先日の大雨は「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名されたそうだ。
命名のルールなどは
顕著な災害を起こした自然現象の命名についての考え方
という気象庁のHPに記載されている。

豪雨
命名の考え方
 顕著な被害(損壊家屋等1,000 棟程度以上、浸水家屋10,000 棟程度以上など)が起きた場合
名称の付け方
 豪雨災害の場合は被害が広域にわたる場合が多いので、あらかじめ画一的に名称の付け方を定めることが難しいことから、被害の広がり等に応じてその都度適切に判断している。

ということ。
ところで、役所関係はいまだに和暦が多いよね。
個人的に和暦はほとんど使わないので、たまに書類を書くときに「えっと、今年は……
平成何年だっけ?」となる。
銀行振り込み(窓口)とか学校関係とか、手続きの日付だけなら西暦でいいじゃんもう、
と思うのだけれど、和暦を使わなくてはならない理由が何かあるのだろうか?

<関東・東北豪雨>気象庁命名 線状降水帯が10個以上発生
毎日新聞 9月18日(金)19時10分配信
 気象庁は18日、茨城県で鬼怒川の堤防が決壊するなど各地に大きな被害をもたらした今月9〜11日の大雨をまとめて「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。同庁は大きな被害をもたらした自然現象について、正確な記録や教訓を残す目的で名前を付けている。
 豪雨の原因については、積乱雲の集まりである帯状の「線状降水帯」が12時間以上にわたり10個以上も次々と発生し、関東から東北地方へ発達しながら北上したと説明。この異例な気象の背景として、(1)台風18号から変わった日本海上の温帯低気圧に向かって南東風が吹き込む(2)日本の東海上にあった台風17号周辺からも湿った空気が流入(3)さらに上空では西日本にあった気圧の谷の東側で南風が強まる−−という積乱雲のできやすい状態が長く続いたとした。
 昨年8月の広島市の土砂災害では、大雨の原因となった線状降水帯は1個だったという。【関谷俊介】
最終更新:9月18日(金)20時40分