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カタルーニャで独立手続き開始、賛成派が州議会に宣言文提出


スペインの憲法での縛りがあるために現実には独立できないとのこと。
しかしスペインのGDPの20%、スペインの輸出品の約25%をカタルーニャ州が支えている
ということなので、自分たちばかり割を食っているという不満は高まる一方だろう。
英国スコットランドはそれほど大きな影響力を持たないために独立を問う投票では否決された。
しかし歴史的にも経済的にもカタルーニャ州は中央との確執がある。
欧州の他の地域でも南北や東西で格差問題を抱えている国は多い。
移民の急増でさらに深刻な問題も増えるだろう。
この先どうなることか。

カタルーニャで独立手続き開始、賛成派が州議会に宣言文提出
ロイター 10月28日(水)14時16分配信
マドリード 27日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立賛成派議員らは、分離独立に向けた手続きを開始し、州議会に独立宣言文書を提出した。11月9日までに採択される見通し。
独立派の計画によると、その後18カ月以内に憲法制定作業が開始され、独立が完了する運びという。
ただスペインの憲法では自治州の独立は認められておらず、この計画は依然現実的ではない。
スペインのラホイ首相はテレビ演説で、宣言文書を無効にする構えを示し、司法的、政治的なあらゆる手段を用いて、スペイン国民の主権と利益を守ると強調した。
カタルーニャ独立派は9月の自治州議会選で、過半数議席を獲得。総選挙を約2カ月後に控え、中央政府との間で独立をめぐる衝突が避けられない状況となっている。
最終更新:10月28日(水)16時58分