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ケニアのマラソンで詐欺容疑で逮捕！途中参加２位　疲労感なくバレた


ケニア・ナイロビ国際マラソンにて、残り1km付近で観客の中から飛び出してしれっと
レースに参加（ゼッケン等はつけていたそうだ）、最終的に2位に入った男性。
失格にとどまらず高額賞金を狙った詐欺罪で逮捕されたそうだ。
主要な大会ではタイム計測用チップをつけるのだが、この大会では採用されていなかったため
このような「詐欺行為」を行うことができたとか。結局ばれたけどね。

ケニアのマラソンで詐欺容疑で逮捕！途中参加２位　疲労感なくバレた
スポニチアネックス 10月27日(火)14時10分配信
　２５日に行われたケニア・ナイロビ国際マラソン男子の部で２位となった“選手”が詐欺容疑で逮捕された。
　賞金７０００ドル（約８５万円）を没収されて失格となったのは２８歳のジュリアス・ジョグ容疑者で、同容疑者はゴール地点のある国立競技場に３位で入ってきてゴール直前で１人を抜いて２位でフィニッシュした。しかし胸にゼッケンをつけていたとはいえ、他の選手と比べて表情に疲労感がなく、汗もほとんどかいていなかったことから大会役員が疑い始めて事情を聴取。本人は靴を脱いで完走の象徴？でもあるマメが足にできていることを主張したが、ＡＰ電によれば大会ディレクターを務めていたイブラハム・フセイン氏（５７＝ボストン・マラソン３回優勝）が「私は先頭集団を最初から最後まで見ていたが彼の姿はなかった。絶対に２位ではない」と証言したことから不正が明らかになった。
　結局、ジョグ容疑者は残り１キロを切ったあたりで観衆の中から飛び入りでレースに参加。そのままスタジアムに入ってきたことがわかり、賞金も高額だったことから詐欺罪を適用されて逮捕されるという事態となった。
　フセイン氏は「とても残念。この時代になってこんな不正をするなんて…」と落胆。なおこの大会では１３年にも女子の部で“近道”をした２人が失格処分となっている。
　日本を含め、世界で開催される主要マラソンでは参加者が全員、タイム計測用のチップをシューズもしくはゼッケンに付けるため、このような不正を行うのは不可能。しかしナイロビ国際マラソンはこのシステムを採用していなかったと見られている。
最終更新:10月27日(火)15時48分