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Facebook、プロフィール写真のフランス国旗化機能に「パリだけではない」の声も




難しい問題だ。
犠牲になった人たちを悼む気持ちを表したい、というのは人として自然な感情だろう。
それが欧米人のみに向けられる(ことが多い)のはいかがなものかという問題提起。
多くの地域にさまざまな犠牲者たちがいるのだから、そのすべての人々を悼む
という気持ちを表現できるような手段はないものか。

Facebook、プロフィール写真のフランス国旗化機能に「パリだけではない」の声も
ITmedia ニュース 11月15日(日)8時7分配信
 米Facebookは11月13日(現地時間)、仏パリで同日起きた同時多発テロを受け、「パリ市民の安全と平和を願うプロフィール写真を設定しよう」キャンペーンを開始した。6月にLGBT承認を祝して追加した「プライド月間を祝おう」機能と同様に、ユーザーのプロフィール写真に仏国旗のトリコロールカラー(青、白、赤)を重ねられる。
 マーク・ザッカーバーグCEOやシェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)らもすぐにこのプロフィールに切り替えた。
 既にプロフィール写真を変更している人の通知にある「試す」をクリックすれば、自分のプロフィール写真も変更できる。
 この機能を告知したFacebookの投稿には多数のコメントが付いている。「ガザ、レバノンパキスタン、アフガン、アフリカ諸国もサポートすべき」「パリでは多くの人が亡くなったが、パレスチナ、シリア、イラクではもっと多数の罪のない人々がテロの犠牲になっているのに誰も話題にしないのか?」といった「パリだけではない」というコメントも多数あり、こうしたコメントが多くの「いいね!」を獲得している。
 Facebookはパリでのテロ発生の直後に災害情報センターで「パリの同時テロ事件について」を立ち上げ、現地にいる友達の安否を確認したり、Facebook上でつながっている友達の無事を報告できるようにした。この機能を紹介したザッカーバーグ氏の投稿には、多数のユーザーが感謝のコメントを投稿している。
最終更新:11月15日(日)8時7分