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イスラム教徒がパリ同時テロを一斉非難 ツイッターにハッシュタグ


宗教というものは人を幸せにするためにあるものだと思う。
神の名を借りて大量殺人を勧めるのは許しがたいテロリズムだ。
そもそも、まともなムスリムならばISISのやり方は認められないはず。
奴らは暴力と恐怖で他人を支配し、やりたい放題したいだけな輩の集団だ。
ムスリムというだけでこんな輩といっしょくたにされるのは気の毒すぎる。

イスラム教徒がパリ同時テロを非難 ツイッターハッシュタグ
CNN.co.jp 11月17日(火)13時31分配信
(CNN) パリの同時多発テロの犠牲者を悼む声が世界中から上がるなか、各地のイスラム教徒たちがソーシャルメディア上で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の犯行を一斉に非難している。
ツイッターでは、テロには賛同しないという主張を示す「#NotInMyName(私の名の下の行為ではない)」のハッシュタグを使って、多数のイスラム教徒がテロへの抗議を表明している。
英ロンドン在住のジャーナリスト、シェーナズ・カーンさんは、イスラム教の聖典コーランにある「罪のない人を殺す者は全人類を殺したのと同じ」という一節をシェアした。同様の投稿はほかにも多数寄せられた。
2001年から米国に住んでいるというフィリスティン・アヤドさんはCNNとのインタビューで、「ISISをイスラム教徒とはみなさない。テロリストとみなす」と主張。「私が思うに、テロに宗教は関係ない。かれらは正当化しようのない行為を正当化するために、宗教のある面だけを拾い集めてそれらをねじ曲げているのだ」と語った。
アヤドさんは欧米文化にすっかりなじんでいるつもりだが、髪を覆うスカーフを着けて歩くと周囲から「イスラム教徒だ」というささやきが聞こえて傷つくという。
#NotInMyNameのハッシュタグによって欧米のイスラム恐怖症を抑えることができたら素晴らしいと、アヤドさんは話す。
アヤドさんが投稿したイラストには、イスラム教徒だからという理由でテロリストの作り出した負荷をすべて背負い、さらに周囲から指差される自身の姿が描かれていた。
アメリカン大学の女子学生、ダニア・サルタギさんは、自分の宗教と名誉がテロリストの手で汚されていると怒りを示した。「ハッシュタグを使ってテロ行為を非難するだけでなく、ISISはイスラムの象徴ではないというメッセージを広めたい。ハッシュタグは黙っていないで声を上げ、固定観念を打ち破るための手段だ」と話す。
サルタギさんはさらに、「殺人を犯しているのはごく少数の過激派。残る16億人のイスラム教徒は殺人や暴力を断固として非難する」と強調した。
最終更新:11月17日(火)17時55分