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フェイスブックとツイッターもアップル支持、ロック解除拒否問題


難しい問題だ。
乱射事件の詳細を知りたいFBIの要望は当然のものだろう。
しかし商品の売りでもある自ら作ったセキュリティを破ることは許しがたい行為だろう。
一度破ってしまえば(破るツールを作ってしまえば)それがどこかから漏れてしまう危険が生まれる。
そうなればこの一回はただの一回ではなくすべての始まりになってしまうのだ。
容疑者のiPhoneにはロックがかかっている。
しかも「暗証入力を10回間違えるとデータをすべて消去する」というiPhoneのオプションつき。
FBIが要請しているのはロックの解除ではなく、この「10回制限」を解除すること。
どちらの言い分も理解できる。
それだけに、どうすべきなのか、どうすることが正解なのか、わからない。

フェイスブックツイッターもアップル支持、ロック解除拒否問題
ロイター 2月19日(金)13時31分配信
[サンフランシスコ 18日 ロイター] - フェイスブック<FB.O>とツイッター<TWTR.N>の米シリコンバレー有力2社は18日、銃乱射事件の容疑者が持っていた「iPhone(アイフォーン)」のロック解除を拒否したアップル<AAPL.O>の姿勢を支持すると表明した。従えばプライバシーに対する危険な前例になるとした。
支持を表明するまでに2日かかったものの、アップル擁護で大手ハイテク企業が小規模ながらも団結した形だ。既にアルファベット<GOOGL.O>傘下グーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)も17日、アップル支持を表明している。
一方、その他の有力企業であるヤフー<YHOO.O>とマイクロソフト<MSFT.O>は今のところ反応を示していない。
フェイスブックは声明で「われわれは企業のシステムセキュリティーを弱める要求については断固たたかい続ける」と表明した。
ツイッターのドーシーCEOは「(アップルCEOの)ティム・クックとアップルをわれわれは支持する」とツイートした。
最終更新:2月19日(金)13時31分