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全身アルミホイルの2人組が銀行侵入、防犯カメラには丸見え


アルミホイルを巻けばカメラに映らないと思った?
そういえば以前日本の大学の先生がアルミホイルに似たカメラに映らなくなる布(ぽいもの)を使って実験していたのを思い出す。
……と思ったら、全く別の用途だった!
ATMには赤外線に反応するセンサーがついていて、それをかわすために「アルミで体を覆った窃盗犯が
実際に現金を盗み出した」と言う事件が以前起こっているそうだ。
今回の犯人もそれを真似てみたものの、防犯カメラには効果がなかったということのようだ。

全身アルミホイルの2人組が銀行侵入、防犯カメラには丸見え
CNN.co.jp 4月12日(火)11時35分配信
(CNN) ブラジル南部サンタカタリーナ州の銀行に12日までに、全身をアルミホイルで覆った2人組が侵入した。警報装置のセンサーをかわすためのカムフラージュだったようだが、防犯カメラにはその姿がはっきりと映っていた。
同州の軍警察によると、2人組は9日深夜、ブラジル銀行の支店に侵入した。アルミホイルでセンサーをかわせると考え、壁を壊して中へ入ったが、防犯カメラの存在には気付かなかったようだ。
店内の中央金庫付近で地面をはう2人組の姿は中央管制室の画面に映し出され、スタッフがただちに警察へ通報した。
警察の報道官はCNNに「現場から電気ドリルなどの道具が見つかった。犯人は金庫破りをたくらんでいたが、手ぶらで逃げたようだ」と語った。
2人組にはさらに1〜2人の共犯者がいて見張り役を務め、パトカーが来ることを伝えたとみられる。
この事件に関連して、10日までに少なくとも1人の男が近くの林で見つかり、拘束された。男には強盗の前歴があるという。
リオデジャネイロでは過去に、体温を感知されないようアルミで体を覆ったグループが、数カ所の現金自動出入機(ATM)から現金を盗み出す事件が起きていた。
最終更新:4月12日(火)16時14分