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ベルギー中心部に「花のじゅうたん」、今年は日本がテーマ
フラワーカーペット 日本テーマに 花鳥風月、色とりどり


-8月12日、ベルギーの首都ブリュッセルにある広場グランプラスで12日、花の祭典「フラワー・カーペット(花のじゅうたん)」が開幕した。今年のテーマは日本で、ツルやコイなどをあしらったデザインが訪問者の目を楽しませている(2016年ロイター/Francois Lenoir)

-「花鳥風月」をテーマに生花を敷き詰めたフラワーカーペット=ブリュッセルで2016年8月12日、代表撮影


ベルギー中心部に「花のじゅうたん」、今年は日本がテーマ
Oddly Enough | 2016年 08月 15日 10:22 JST
REUTERS.com
ブリュッセル 12日 ロイター] - ベルギーの首都ブリュッセルにある広場グランプラスで12日、花の祭典「フラワー・カーペット(花のじゅうたん)」が開幕した。今年のテーマは日本で、ツルやコイなどをあしらったデザインが訪問者の目を楽しませている。
花のじゅうたんは長さ75メートル、幅24メートル。12日朝に完成し、15日まで楽しむことができる。
祭典は2年に一度開かれ、今年で開催20回目を迎えた。

フラワーカーペット 日本テーマに 花鳥風月、色とりどり
毎日新聞2016年8月13日 08時23分(最終更新 8月13日 22時32分)
 【ブリュッセル八田浩輔】ベルギーの首都ブリュッセル中心部にある世界遺産の大広場「グランプラス」に生花を敷き詰める2年に1度の祭典「フラワーカーペット」が12日始まった。今年は日本とベルギーの外交関係樹立150周年を記念し、日本の「花鳥風月」がテーマ。縦75メートル、横24メートルいっぱいにベゴニアなど60万輪が色鮮やかな大作を織りなしている。
 日本の乃村(のむら)工芸社(本社・東京都)のデザイナー、鈴木不二絵(ふじえ)さん(38)が、鶴やコイ、桜や松など縁起の良い動植物の図柄をあしらった下絵をデザインした。鈴木さんはこの日初めて現地を訪れて制作作業に立ち会い、「円満や長寿など幸せを一つの絵に込めた。完成の日を想像し続けてきたので感動している」と語った。
 生花は下絵に合わせて色彩などを考慮しながら栽培され、現地の日本人学校に通う児童・生徒10人を含むボランティア120人が早朝から約7時間かけて敷き詰めた。参加した岡山真緒さん(13)=中学2年=は「日本の良さが外国の人たちに伝わってほしい」と話した。