vol.2 「ぼくんち」

昨日に引き続き、西原理恵子氏の漫画です。
ぼくんち

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1)

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1)

ぼくんち (2) (スピリッツとりあたまコミックス)

ぼくんち (2) (スピリッツとりあたまコミックス)

ぼくんち (3) (スピリッツとりあたまコミックス)

ぼくんち (3) (スピリッツとりあたまコミックス)

なんかどう氏(id:nankado)もオススメのこの漫画。
なんとも言えない独特の世界観です。
このやるせなさは何だろうなぁ〜と思わず考えてしまいます。
内容はとてもシンプルで、淡々と人物を描写しているだけ
なのですが、その中に見え隠れする個々の感情や人物の成長に
何時の間にか引き込まれてしまいます。
一般的には「悪いこと」「良くないこと」を仕事にして
生活している人たちばかりなのですが、不思議と一本筋が
通っていて、潔いのですね。
善人面して裏で悪いことをしている人間が現実には大勢いること
を思うと、やはりこれは空想の世界のお話なんだなーと、
余計に切なくなります。
うまくまとめられないなぁ。
そのうち業田良家自虐の詩」も買ってみようと
思っています。