vol.14 「アルバート・ヘリング」

新国立劇場オペラ研修所研修公演「アルバート・ヘリング」
出演:新国立劇場オペラ研修生、東京シティフィルハーモニック管弦楽団
英語上演、日本語字幕つき、全三幕。

新国立劇場のオペラ研修所の研修公演です。格安。中劇場での公演。
フランスの作家モーパッサンの短編小説の翻案で、舞台は英国。
作曲はベンジャミン・ブリテン室内楽アンサンブル向けに作曲。
舞台装置は簡単で可動式の家が6軒、出演者が動かして場面転換もします。
外側はカラフルな家で反対面は家の内側という仕組み。
出だしは若干話が停滞した感じがあったけど、後半にいくにしたがって
よくなったと思う。選ばれた研修生だけあって、粒がよくそろっていた。
前半はやや硬い感じがしたのは初日だからかな。英語上演だからもっと
台詞がわかるかと思ったけど、意外と聞き取りにくかった。字幕を追うと
舞台を見られないのが残念なところですね。