訃報

だりんの前同僚だった方が亡くなられたそうです。
私も既知の方だったので衝撃は小さくはありませんでした。
だりんは私の前ではいつもどおりで、淡々と報告をしてくれました。
でもその心中は察して余りあるものがあります。
縊死だったそうで、書置きの類は一切なかったそうです。
現在も仕事上のお付き合いがあったそうなので、影響は公私にわたる
ものになるでしょう。
だりんはたった一言「なんで……」とつぶやいただけで、目を真っ赤にして
いました。
私には何も言う資格はない。ただごめんねと言うのが精一杯でした。
彼の若すぎる死を悼み、心よりご冥福をお祈り申し上げます。