月面からの地球

先日のオフ会にて出た話題。
どういう流れで出た話題かは失念しましたが、月に行ってみたいという話になりました。
月に行って、そこで地球が地平に没するところや地平から昇る姿を見てみたいと盛り上がりました。
そのときふと疑問に思ったので「地球と月は大きさが全く違うから、月面からは常に地球は見えている
のではないか?」と申しましたところ、月は自転しないので常に地球は見えているだろうという
ことで話は落ち着きました。
単純に大きさの問題で沈まないだろうと思ったところに自転の話が出てきたので、調べてみました。


私は実は地学は中学までしか勉強していないために基礎的知識が欠けているのですが、月も自転して
いますよね?確か公転と同期なので地球からは月の同じ面しか見えないのだったと。
(実際には自転軸が傾いているために秤動(ひょうどう)と呼ばれる振動があり、月面の約60%を
地球上から観察できるそうです)
直径を比べると、地球は月の約3.67倍。地球と月の距離を考えても、月面で日の出や日没のような
現象を地球が行うことはない。
となると、なぜあの博識の面々が「月面から地球が昇ってくる場面」を当然のことと思ったのか
大きな疑問です。
おそらくその鍵はアポロ宇宙船が撮影した写真にあるのだろうと推測しました。
アポロ8号が最初に「地球の出(earth rise)」を撮影したそうです。
アポロ11号の写真はこちらのページにありました)
しかし、この写真は月面で撮影したものではなく、周回飛行している宇宙船の中から撮影された
写真なのです。確かにこれを見れば「地球の出」はなんと神秘的だろうと思ってしまいます。
大体が写真のタイトルも「earth rise−地球の出」ですからね。日の出(サンライズ)を連想
しますよね。


ざっと調べて考えた感じではこのような理解なのですが、あってますでしょうか?
間違えているところがありましたら、わかりやすくご指摘いただければ嬉しいです。