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<計画停電>被災東北3県も対象の可能性 東北電力社長表明
今日のような暑さが続くと予想されるなら電力不足は避けようがないのかもしれない。
でも……大変だろうな。何もかもが揃っている環境でも色々不自由するのに。
どうかどうか、みんなが少しずつの不便で済みますように。

計画停電>被災東北3県も対象の可能性 東北電力社長表明
毎日新聞 6月29日(水)20時49分配信
 東北電力の海輪(かいわ)誠社長は29日の定例記者会見で、猛暑による計画停電を実施する場合、岩手・宮城・福島3県も対象にする可能性があると表明した。同社幹部によると、電力需要が高まる梅雨明け前をめどに最終的な方針を決めるという。
東京電力】猛暑で電力使用率93%超に
 震災で大きな被害を受けた東北電は火力発電所の復旧や北海道電力からの電力融通などで8月末までに供給力を約3%増やす計画だ。だが昨年並みの暑さとなれば最大約17%の電力不足に陥る可能性がある。
 東北電は当初、東京電力からも融通を受け、夏場の電力使用制限の地域への影響をできる限り抑える考えだった。東電は東北電への融通にあたり、西日本から融通を受けて一部を回す「玉突き」を検討していたが、全国的な原発稼働停止で西日本からの十分な融通が見込めなくなり「東京で電気が足りなければ、東北さんへの融通は難しい」(幹部)ことに。
 被災地を抱える東北電は「地域経済の復興を望みながら、電力使用制限をお願いすることにはジレンマがある」(海輪社長)という状況だ。【立山清也、平元英治】
最終更新:6月29日(水)23時30分