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ノロウイルスの本格流行迫る−厚労省が注意呼び掛け
風邪予防にうがい手洗いは効果的だけれど、風邪だけじゃない。
ノロは下痢嘔吐が主症状ということなので感染したら相当つらいだろう。
帰宅したらうがい手洗い、これを続けていきたい。

ノロウイルスの本格流行迫る−厚労省が注意呼び掛け
医療介護CBニュース 11月16日(金)18時40分配信
 ノロウイルスなどの感染により、嘔吐や下痢などの症状を呈する「感染性胃腸炎」の本格的な流行が迫っている。国立感染症研究所感染症情報センターによると、患者報告数は10月29日-11月4日の週まで3週連続で増加しており、この週の報告数は過去10年の同時期で2番目に多かった。例年の流行のピークは12月中旬ごろで、厚生労働省では、これから患者が急増する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
 4日までの週の全国の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は5.58人で、前週の4.64人の約1.2倍に増えた。
 都道府県別では、兵庫と福岡の13.33人が最多で、以下は石川(11.90人)、宮崎(10.03人)、大阪(9.66人)、熊本(9.58人)などと続いた。
 過去10年の同時期に比べると、2006年の7.11人に次いで多い。例年、感染性胃腸炎の流行のピークは12月中旬で、定点当たり報告数が2ケタに達する年がほとんどだが、06年は唯一20人を超え、22.81人にまで増えた。厚労省では、今年のピーク時には06年並みに患者が増えることが懸念されるとしている。
 この時期の感染性胃腸炎は、ノロウイルス感染によるものが多い。予防には、患者の嘔吐物や便の適切な処理や、手洗いの徹底が重要だ。【高崎慎也】
最終更新:11月16日(金)18時40分