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左向きのカレイに料理人びっくり 福井の旅館で見つかる


ええー、「左ヒラメに右カレイ」なのにこれは「左カレイ」なのかー。
しかも「ヒラメやカレイの中には左右の向きが逆になる頻度が高い種類のものある」
んだそうだ。難しいな。

左向きのカレイに料理人びっくり 福井の旅館で見つかる
福井新聞ONLINE 5月14日(水)18時21分配信
 福井県坂井市三国町の料理旅館・荒磯亭で「左向き」のカレイが見つかり、料理人や鮮魚店を驚かせている。
 体長約25センチ、重さ250グラムの若狭ガレイ(ヤナギムシガレイ)1匹。10日に仕入れた約20匹の中にあった。「左ヒラメに右カレイ」というように通常、腹を手前にして左向きならヒラメ、右向きならカレイと見分ける。このカレイは左向きだった。
 料理長の本橋卓士さん(38)らが調理の下準備で包丁を入れようとしたところ、内臓が本来の位置になかったため気付いた。本橋さんは「20年料理人をしてきたが初めて」。仕入れ先の鮮魚店も過去に扱ったことがないという。同旅館ではこのカレイを冷凍保存しており、今のところ料理に出す予定はないという。
 福井県水産試験場によると、ヒラメやカレイの中には左右の向きが逆になる頻度が高い種類のものがあるが、ヤナギムシガレイでは福井をはじめ石川や京都など近隣府県でも見つかった例が少ない。逆向きになった理由として「遺伝や環境の影響などが考えられる」とし、極めてまれなケースという。
福井新聞社
最終更新:5月14日(水)19時29分